黄色い花を咲かせて、赤い実をつけていくヒペリカム。赤い実がとてもアクセントになる花『ヒペリカム』をご紹介します。
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花言葉
- 悲しみは続かない
- きらめき
1. ヒペリカムとはどんな花?
ヨーロッパの西部から南部が原産の花で、河岸や海岸沿いに育ち、高さは60~90センチになります。葉は楕円形で柄はなく対生します。6月から8月ごろ、黄色い花を咲かせます。果実は赤色ですが、熟すとほとんど黒色になります。オトギリソウ科オトギリソウ属の半常緑小低木で、学名は Hypericumandrosaemum。花の名の属名ヒペリカムは、ギリシャ語の上という意味のhyperと像とういう意味のeikonのことで、祭典で魔よけの像の上に花が置かれていたことから名づけられました。
2. ヒペリカムの育て方
3月から4月、または9月下旬から10月が植えつけのおすすめです。根鉢より一回り大きな植え穴を掘り、掘り上げた土に、腐葉土や少量の完熟堆肥などを混合して植えつけます。根鉢を据えたら周りに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。秋の植えつけには、伸びすぎた枝を切っても大丈夫です。 鉢植えのヒペリカムは新葉の枝先にも花が咲くので、実と花が同時に長く楽しめます。株が大きくなるので、鉢植えでの栽培は、大きめの鉢に植え替えるなど注意が必要です。日なたから半日陰に植えて、日陰では枝ばかりが伸びて、花つきが悪くなります。水はけがよく、水もちのよい土壌が適します。また、さび病に弱いため、特に秋に湿度が低くなるような、風通しのよい場所を選びましょう。または、切り花でも、花持ちは長めなのでおすおすすめです。
3.ヒペリカムの花言葉に触れてみましょう
ヒペリカムは、キンシバイ(金糸梅)ともいわれ、梅に似た花で、金色の糸を束ねたようなおしべが特徴的です。西洋では十字架とともに悪魔よけに使われていたそうです。夏に黄色い花を咲かせて、その儚く散る姿から、悲しみはつづかない・悲しみを止めるという言葉を持ち、その花を散らせた後には、赤いかわいらしい実をつけていく姿から、きらめきという言葉も持ちます。最近は改良され、ヒペリカムの実の色も、ピンク、白、黄色と様々出てきています。あなたの気分で、好きなカラーを選ぶこともできますよ。
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4. ヒペリカムを贈るときはどんなとき?
花言葉にもあるように、きらめき、悲しみは続かないから、告白や御祝いにもおすすめです。ヒペリカムは、バラやガーベラなど花弁の美しい花たちに、赤い実のヒペリカムをアクセントにしたり、白いバラなどに、グリーンのヒペリカムを組み合わせるのも、素敵ですね。花のカラーに寄り添うような選び方をすることで、ヒペリカムの存在感、もアップします。実りある幸せを願いたいときに、選ぶととってもお似合いです。
5.ヒペリカムを身近に飾ろう
ヒペリカムの花色は、気持をポジティブにしてくれる黄色、赤い実は、葉の緑と、色の補色関係になり、補い合うカラーを持ち合わせて、見ているだけで、落ち着く気持になります。飾り方は、お好きな花と組み合わせてもよいですし、ヒペリカムだけなら、背丈を低くして、葉と実の部分を協調するような、白い器に飾ったりと、楽しみ方は様々ありますよ。あなたが美しいなあと感じる姿に飾ってあげましょう。そして、もしも、苦しいときや、落ち込んだときに、『悲しみは続かない』とヒペリカムの花言葉をそっと思い出してみてくださいね。
あとがき
いかがでしたか?ヒペリカムの花で、前を向いてみましょう。きらめきを感じることのできる時間が訪れますように。以上ヒペリカムの花言葉の意味を理解して前向きに生きるための5つのポイントをお届けしました。最後までお読みいただきありがとうございます。
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