デンドロビウムの花言葉を意識した5つの育て方

デンドロビウムの花言葉を意識した5つの育て方

デンドロビウムは東南アジア原産で、鉢花でよく見かける贈り物にも喜ばれる洋ランの一種です。花弁は胡蝶蘭よりは小ぶりで、色も紫・黄色・ピンク等様々あります。
美しさと愛らしさのその表情は側にいてくれるだけで癒されます。そんなデンドロビウムの花言葉と、そのことを意識した育て方にはどんなものがあるのでしょうか?
今回はデンドロビウムの花言葉を意識した5つの育て方をお届けします。

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デンドロビウムの花言葉を意識した5つの育て方

 

花言葉


真心、思いやり、天性の華をもつ、わがままな美人、謹厳実直

デンドロビウムはラン科セッコク属に分類され、その中で園芸種の洋ランとして栽培されているものです。東南アジアを中心に世界各地に分布する多年草で、11~4月頃に開花し、原種が1000以上もあり特徴も様々なため愛好家も多いのが特徴です。名前の由来はギリシア語の「デンドロ=木」と「ビウム=生ずる」からきていて野生では樹の上に着生し、大きな特徴は節が棒状で節ごとに数枚の葉を並べています。花弁は多くなく、唇弁が大きいという特徴があります。

 

1.寒さに強いが育てにくいデンドロビウム


デンドロビウムは洋ランの中でとても寒さに強い性質がありますが、実は花を咲かせるように育てるのは難しいです。それではどうすると花を咲かせて育てられるのでしょうか?そのヒントは、デンドロビウムの花の咲くリズムにあります。まさに生まれたときに持っている性質に目を向けてみましょう。

デンドロビウムの開花時期は、2月から5月、肥料を与えるのは、4月から7月が望ましいです。冬の室温は、5度以上が必要です。温度管理と、開花時期は乾いたら水をあげて、花の咲かない期間は、土は乾かし気味にしましょう。デンドロビムの水やりと肥料を、デンドロビウムの開花期に合わせてみることです。

花言葉 天性の華をもつ・・・生まれて持つその天性を大切にすることで美しい花を咲かせてくれます。

 

2. 冬から春のデンドロビウム


年中見かける鉢花のデンドロビウムですが、冬から春にかけてあなたとご縁あってやってきたときは、次のことに気を付けてみましょう。まずは、水はやりすぎると根腐れのしやすいため、乾いてからあげましょう。また、冬に花開いているものを購入しても、デンドロビウムの肥料のあげる時期は、4月から7月です。つまり、花が開いても冬は、本来デンドロビウムの休息期間です。肥料はこの時期にあげないようにしましょう。

そして、温度は5℃以上を保ち、夜間の冷え込みが厳しいときはダンボール箱で囲い、窓際よりは内側へ冷え込みの厳しくないところへ移動しましょう。肥料や水やりに気を付けるあなたに誠実に正直に、開花するように育っていくでしょう。

花言葉 勤厳実直・・・まじめで誠実なデンドロビウムは、季節の変わり目に気を付けてあげることで、花開くように、誠実に育ってくれます。

 

3. 春から夏のデンドロビウム


春の最低気温が15℃以上になったら、野外の風通しのよい直射日光が半日以上当たる場所に置きます。夏は葉焼けを防ぐために、2~3割は遮光するとよいです。肥料は春の最低気温が15℃以上になってから8月上旬まで液体肥料をあげます。固形肥料は、7月状上旬までにすませることです。

そしてもしも7月上旬に固形肥料の打ち切りをしないと、花芽がでないことがあるため、そのときは、秋まで肥料を与え続けて若い苗をお置きしましょう。そして、次のシーズンに備えます。

花言葉 わがままな美人・・・日当たりや肥料のタイミングを気を付けてあげると、わがままながらも憎めない美しい姿を見せてくれます。

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4. 秋から冬のデンドロビウム


秋から冬にかけては気温が下がり始めるため水やりは減らしていき、乾いていてから、二日後くらいに水をあげるのでちょうどよいです。デンドロビウムは自然でも最低気温が5℃程度にならないと花芽がでません。最低気温が8℃くらいの外気に2週間くらいあててから室内に取り込むとよいです。あとは、室内の最低気温によって、開花時期が異なり、最低気温が15℃くらいですと、1月~2月に開花し、最低気温が3~4℃ですと3月~4月の開花になります。冬は乾いてから次の日くらいに水やりをするとよいでしょう。根腐れに気を付けて、開花後は乾き具合が早まるので、水やりも大切にしましょう。

花言葉 思いやり・・・寒い季節は、温度管理が大切です。あたたかい思いやりをかけてあげると、思いやりに答えて花開く季節へと育っていきます。

 

5. デンドロビウムの植え替え


根が鉢いっぱいになったら植え替えをします。一般には、2~3年に1回行います。時期は春の新芽が出てくる4月頃、開花している株は5月までに行いましょう。新しい水ゴケの使用や軽石とバークの使用、洋ランの土でもよいです。根を傷めないようにしてあげることがポイントです。

花言葉 真心・・・根っこはデンドロビウムの大切な原点、真心を込めて、植え替えしてあげるようにしましょう。

 

まとめ


いかがでしたか?デンドロビウムの花言葉を意識して、美しい花を咲かせてあげましょう。コツは必要ですが耐寒性もあり、真心や思いやりという花言葉から、贈り物にも最適です。5つのポイントに気を付けて育てることで、あなたの心に誠実に寄り添いながら美しい姿をみせてくれるでしょう。
以上デンドロビウムの花言葉を意識した5つの育て方mをお届けしました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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