モンステラは葉に深い切込みが入った個性的な姿とスタイリッシュなイメージ、初心者でも育てやすい事から人気のある観葉植物です。
原産地は熱帯アメリカ。その地域のひとつであるハワイでは、モンステラは神聖な植物とされており、ハワイアンキルトやハワイアンアクセサリーでも人気のモチーフとして有名です。
ちなみにモンステラの名前はラテン語で「monstrum(怪物、驚異)」という意味があるそうです。
モンステラは古来から、それほど人間にとってインパクトの大きな植物だったのですね。
現在40種類ほどのモンステラが観賞用として存在するようですが、メジャーなものとして小型に品種改良された「姫モンステラ」が有名です。
今回はそのモンステラの花言葉と、モンステラを育てる際に注意したいポントを5つご紹介します。
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モンステラの花言葉 「壮大な計画」「嬉しい便り」「深い関係」
モンステラがジャングルの中で大きく伸びて葉を茂らせて光を吸収しようとする強い生命力さと、大きな葉の切れ込みから先が見通せるということに通じ、まるでなにか大きな夢や目標に向かって突き進む様子を連想させるため「壮大な計画」という言葉が付いたのかもしれません。
これから新しい事へチャレンジする人、事業を始める人、また新築祝いなどへのプレゼントにこの花言葉を添えてプレゼントするといいかもしれませんね。
「嬉しい便り」というのも、葉の切れ込みから光が差し込み、くらいジャングルの大地に光が届くようすが、待ちわびた嬉しい便りが届く様子にかさなって名付けられたようです。お世話になった人などへ、自分の成功や吉報を知らせる時に贈るプレゼントにも最適ではないでしょうか。
うっそうと植物が茂った深い緑の中に育つモンステラ。モンステラ自体も深い緑をしています。そんなモンステラの生育環境や、葉の緑から「深い関係」という言葉が生まれたようです。
恋人や家族など、特別な人へのとっておきのプレゼントにも最適ですね。また、これから関係を深めていきたい相手へのプレゼントにも、花言葉とプレゼントする人自身の言葉を添えてプレゼントすれば、気持ちが伝わって良い関係を築いて行けるのではないでしょうか。
モンステラの育て方5つのポイント
1.直射日光の当てすぎに注意
モンステラは熱帯の植物ですが、植物がうっそうと茂って日光がなかなか届かないジャングルに生えている植物であるため、直射日光を嫌う植物なのです。またジャングルと同じ、高温多湿を好みます。
日陰にもかなり強いのですが、日陰に置きっぱなしにすると間延びして見た目が悪くなってしまうという問題があります。全体を均一に綺麗に成長させるためには光の差し込む壁際などに置き、適度に日光に当て、直射日光にさらないように注意しましょう。
2.水やりについて
モンステラは5~9月生育期で、その時期は表土が乾いたらこまめに、たっぷりと水やりをします。
また、高温多湿をこのむため、霧吹きで葉にもたっぷり水を吹きかけましょう。
10月からは水やりはやや控えめにして、冬の期間はやや乾燥気味にして管理します。ただ、葉が乾燥しすぎないよう、適度に霧吹きでの水やりも忘れずにしましょう。
3.肥料の与え方
5~9月の生育期には、2か月に1度、観葉植物用の液体肥料を薄めたものや、緩効性配合肥料を与えます。また、園芸店で販売している観葉植物用のタブレットタイプの固形肥料もおすすめです。効果が約1か月程度続くので、固形肥料が消滅する頃が次に肥料の与える時期なので分りやすいです。
しかし肥料は与えすぎると根腐れしてしまう原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
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5.病気・害虫の対策
モンステラは病気には比較的強い植物です。
しかし葉が乾燥したり葉に誇りが溜まったりすると「葉ダニ」という害虫が発生します。
ホコリ取り専用の掃除道具や柔らかいモップ、固く絞った布巾などで、こまめにホコリを取り除きましょう。葉への霧吹きの水やりは多めにし、さらに葉の裏側にも霧吹きすると乾燥をさらに防ぐことができます。
6.冬のあいだの育て方
モンステラが冬を越せる越冬温度は「5℃程度」です。東北や北海道などの室内でも氷点下になるような寒冷地でなければ、室内で冬を越すことができます。しかし、ちいさな株・小さな鉢のときは寒さに弱いので、なるべく暖かい場所に置くようにしましょう。大きく成長してくれば、寒さや多少の乾燥にも強くなってきますので、頑張って大きく育てましょう。
まとめ
- モンステラの花言葉は「壮大な計画」「嬉しい便り」「深い関係」
- 直射日光に当てすぎに注意。
- 水やりは5~9月はたっぷりと、冬場は控えめに。
- 肥料は液体肥料を2か月に1回
- 葉の乾燥は「葉ダニ」発生の原因に。
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