赤ちゃんがいびきをかくときに考えるべき5つのポイント

赤ちゃんがいびきをかくときに考えるべき5つのポイント

赤ちゃんがいびきをかくのが気になっている方へ
一般的に子どもはいびきをかきづらいといわれているので、赤ちゃんがいびきをかいていると心配になりますよね。第一子ならばなおさらです。
今回は赤ちゃんがいびきをかくときに考えるべき5つのポイントをお届けいたします。

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赤ちゃんがいびきをかくときに考えるべき5つのポイント

 

その1:赤ちゃんのいびきは約10%といわれています。心配しすぎずにまずは冷静に判断しましょう。


赤ちゃんのいびきは病気の可能性もあるということを聞いて、心配している親御さんも多いのではないでしょうか?
でも実は約10%の赤ちゃんがいびきをかくと言われています。赤ちゃんは鼻腔が狭いので、鼻が詰まるといびきの原因になります。
いびきをかいていてもすやすや眠っていたり、寝る向きを変えて収まれるようであれば、まず緊急の対応はしなくても大丈夫です。

しかし、いびきにはアレルギーや扁桃腺の肥大などの病気が原因のことも多々あります。
「いびきが原因で赤ちゃんが起きてしまい、赤ちゃんが睡眠不足になっている」又は「呼吸が苦しそう・無呼吸になる」ような場合は注意が必要です。放っておくと呼吸困難を起こしてしまう可能性もあるので、耳鼻咽頭科などの専門医を受診しましょう。
この際、いびきの様子を携帯などの動画で撮っておくと、医師も判断がしやすいです。

その2:新生児からいびきが多い場合は扁桃腺や咽頭扁桃の肥大の可能性を考えましょう。


新生児がいびきをかく場合、先天的な疾患の場合が多くみられます。
特に多いのが扁桃腺や咽頭扁桃の肥大です。子どもは頭が小さく、体に対して咽頭扁桃の割合が大きいですが、さらに先天的に大きい子はいびきをかきやすくなります。

肥大は大体6〜10歳くらいがピークでその後は大人になるにつれ自然と治るといわれており、いびきもこの肥大が収まれば解消されます。

炎症が頻繁に起きなければ大きな問題はありませんが、炎症が頻繁に起きて苦しそうな場合は手術も可能です。担当医に相談しながら最善の方法をとりましょう。

 

その3:アレルギーの可能性もあります。アレルゲンを特定して除去しましょう。


赤ちゃんのいびきは、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻づまりから来る場合があります。
風邪の鼻づまりのように一時的な場合、鼻水をスポイトで取ってあげるなどの処理をすればいびきは収まりますが、常時透明な鼻水が出ている状態であればアレルギーの可能性もあります。

家の中にいることが多い赤ちゃんは、じゅうたんや寝具のダニやハウスダストが原因のアレルギーが多く見られます。いびきだけでなく小児ぜんそくなどの原因にもなりますので、耳鼻咽頭科やアレルギー科で診てもらってそれらのアレルゲンを除去しましょう。
まめに掃除をしたり、空気清浄器を取り入れたりしてみましょう。

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その4:喉の構造上の問題の場合、寝具の見直しを考えてみましょう。


いびきは睡眠中に下あごが下がり、舌が気道を狭めてしまうことによって起こっています。
赤ちゃんの喉の位置は大人よりも高い位置にあり、更に舌が上の方にあるために鼻呼吸になりやすく、鼻詰まりがおこるといびきの原因になります。

こういった喉の構造上の問題の場合は、姿勢を変えたり寝具を変えたりすることでいびきが収まることがあります。枕やマットをすこし硬めの物に変えてみたり、枕の位置を変えてみましょう。

 

その5:無呼吸になる場合はすぐに受診をしてください!


呼吸が苦しそうだったり無呼吸を起こしていたりした場合、必要な酸素が脳に届きません。これを放置していると、脳に障害が起きてしまったり発育に影響が出てしまいます。

無呼吸になったり呼吸困難を起こしている場合はすぐに耳鼻咽頭科を受診してください。

また、いつもと様子が違う時も注意が必要です。いつも子供を見ている母親の直感は当たるものです。いびきの音や様子など、何かおかしいと思った場合は専門医を受診することをおすすめします。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
必要以上に不安になることはありませんが、何か異変を感じたらすぐ専門医にかかりましょう。
今回は「赤ちゃんがいびきをかくときに考えるべき5つのポイント」をお届けいたしました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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