予知夢を見た時に考えたい6つのポイント

予知夢を見た時に考えたい6つのポイント

予知夢を見た方へ
夢で未来を予知出来たら災害や災難を防げるかも!競馬で大儲けできるかも!なんて思いますよね。けれどもいつも現れるものではないのが予知夢です。
今回は「予知夢を見た時に考えたい6つのポイント」をお届けいたします。

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予知夢を見た時に考えたい6つのポイント

 

その1:「予知夢」とは何をあらわすかを考えましょう


一言に夢といっても、さまざまな種類があります。
日常的に記憶の整理をするために見る夢や、願望や深層心理があらわれる夢、そして予知夢や死者と話すなどの神秘的な夢です。

さまざまな夢がある中で、「予知夢」の定義とは何でしょうか?
夢診断では正夢や逆夢、警告夢のような未来を予測できるような夢も広義的に「予知夢」と言われていますし、「日時や起こる出来事を正確に当てるのが予知夢」という人もいます。
定義すら曖昧な「予知夢」ですが、普段見る夢がたまたま現実に起こったというのは予知夢とは言えないでしょう。

例えば「試験に受かる夢を見た後に試験に受かった」という夢の場合、「正夢」と言っていいのかもしれませんが、予知夢とは言い切れません。
現実で試験に対して頑張っていて、試験に受かりたいという願いで頭がいっぱいだったからこそ見た夢だからです。

自分が見た夢が「日常の延長」の夢なのか、何かを警告する夢なのか、それをまず考えることが大切です。

 

その2:予知夢は「天気予報」のようなものです。知識を磨けば確率は上がります。


人は簡単な未来ならば経験や技術によって予測できます。
例えば「天気予報」。今まで培ってきた知識を駆使して、衛星のデータから近い未来にどんな天気が来るのかを予測します。
データや知識が無いころはあまり当たらなかった天気予報も、今はかなりの確率で当たるようになっています。

夢にも同じような側面があります。
人には意識的に感じることと、無意識に感じることがあります。
夢では脳のデータの整理をしています。意識的には思い出せない過去の忘れた出来事も、脳には蓄積されていて、夢に出てきます。
それらの情報を研究し整理できれば、今までの経験則によって「近い未来を予測できる」能力を培うことができるというわけです。

ただ、天気予報も気象予報士の知識が無くたって「雨は降りません」と言えばかなりの確率で当たるわけです。
夢にも同じことが言えます。「学校の友達と遊んだ」という夢ならばかなりの確率で当たるでしょうけれども、「会社の前で20年ぶりに学生時代の友人とばったり会って遊んだ」という夢が当たる確率はほぼ0%に近いものです。
「雨は降りません」から「○○地方は晴れ、午後から雨になるでしょう」という予測ができることが「予知夢」のレベルです。

 

その3:災害や事故の予知夢は「当たった」と思いこみやすい


東日本大震災の後に「地震の夢を見た」という書き込みがネットで多くなりました。
心の中に恐怖や不安があると、その夢が強く印象に残ります。すると、微弱な地震が起きたとしても「まさかあの時見た夢は予知夢?」と考えがちです。
恐怖や不安に飲まれると、人は正しい判断ができなくなります。「特別な夢」という思い込みから「予知夢」になってしまいます。

またその逆のパターンで、大きな事故などの後に「予知夢を見た」と言い出す人が多くなる現象もあります。
タイタニック号が沈没したあと、「船が沈む夢を見た」という証言がたくさん出ました。
これは実際「予知夢」だった方もいるかもしれませんが、だいたいの方が「沈まない」と言われた大きな客船が出航するニュースを知り、沈没と豪華客船をイメージした夢を見たのではないでしょうか。
たまたま見た夢の後に印象深い出来事があると、重ね合わせて「予知夢を見た」と思いこんでしまうのです。

災害など恐怖を伴う夢は、恐怖故に当たったと思いこんでいないかを精査しましょう。

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その4:宝くじなどを当てる予知夢を見る人は少ない


たまに「夢で出てきた数字でナンバーズやロト6を買ったら当たった」なんていう体験談を聞きますよね。
もちろん「夢に数字が出てきたから買ったんだけど、全然当たらなかった〜」という方も多いです。

競馬など、もし予知夢をみることができたら大儲け!って考える方も多いかと思いますが、これらの夢は比較的逆夢になります。
これらの夢は金銭的に余裕が無く、当てたいと強く願っている時に見るからです。欲が出るとつい買い足してしまったりして、余計に金銭的に余裕がなくなるのです。

 

その5:人に言うと「予知夢」の結果は変わる


良くネットなどで「予知夢をみた」と書き込んで、良く当たる方がいらっしゃいます。でも、有名な方でもなにかしら外していて、予知夢が必ず現実になる人はいません。
では彼らの予知夢は大ウソかというと、それが証明できないのも予知夢の不思議なところです。

予知夢というのは、現実に起きてからでないと「当たった」かどうかはわかりません。
例えば「雨が降っているのに傘を忘れてびしょぬれになった」という夢を見たら、何となく傘を持って行きたくなりますよね。雨が降る所までは合っていても、傘を持っていたらびしょぬれにはなりません。
警告的な夢を見た時、人は回避する行動を取ろうとします。「こんな夢を見た」という警告的な話を聞いた時はどうでしょう?人にもよりますが、信じていれば回避行動をとりますよね。
この例えのように、人に話せば話すほど、信じれば信じるほど、予知夢は現実から遠ざかっていく現象が起きることがしばしばあります。
もし嫌な夢を見たら人に話してみましょう。それは「予知夢」ではなくなるかもしれません。

 

その6:大切なのは「当たる」ことよりも「備える」こと


予知夢というと「当たるか当たらないか」に焦点が当たってしまいますが、大切なのは「当たるか」ではなく「備えられるか」です。
過去と違い、未来は変えられるものです。例えば「自分が車の運転中に事故に遭う」という夢を見た場合、車を運転しなければ車の事故に遭わないですよね。何も考えずに車を運転していたら、ひょっとしたら「予知夢」になる可能性もあるわけです。
「自分がいかに正確に予知できたか」に意識を持っていってしまうと、無意識のうちに自ら夢を正確に再現する行動をとってしまいます。
予知が当たらなくても現実で事故に遭わないことの方が大切だと思いませんか?悪い予知は現実にならないように行動することを忘れないようにしてください。

 

あとがき


いかがでしたでしょうか?
予知夢を当てることにこだわるのではなく、自分の心の奥底を読みとり、危険を回避したり幸運をつかむことに重点を置きましょう!
今回は「予知夢を見た時に考えたい6つのポイント」をお届けいたしました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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